プネー日記-4

2005年、初めてのOSHOメディテーションリゾート体験談を振り返って記録しています。

OSHOメディテーションリゾート・瞑想ホール
2005.12.24

リゾート内は マルーン色もしくは赤のローブが日常服になっている
セラピーやワークショップのグループをリードする人やセラピストは
黒い服に白いベルトの服装だ
セラピストであってもその日セラピーを行わない場合はマルーンの服をきる
オーラソーマで勉強したのだが 仏教では「マルーン色」は
教えを受けている弟子が身にまとう色である

ローブ類はリゾート内の「ミーラハウス」というところに売っている
そこでまずはマルーンの半そでのローブを買う(750円くらい)
男性用・女性用のマルーンと白のローブが XS~XLまでのサイズ揃っている
日本人はまずXSかSで充分だ
いろいろなものが売っている 靴下からローブの上に羽織るもの
そして瞑想用のイス そしてOSHOのロケットがついたマラ
話しかけないで欲しいときにつける「サイレンスバッチ」
私はマルーンローブ2枚と自分用にホワイトローブを1枚
そして瞑想友達に頼まれたホワイトローブを1枚
そして瞑想用にマットも買った

瞑想ホール(オーディトリアムという)は大理石敷きなので
座るにはとても冷たいのだ
大理石作りというのには 理由がある
それはそのときのエネルギーを記憶しやすいものが大理石だからだそうだ
これまで色々な世界中の人々が瞑想した そのエネルギーが
オーディトリアムの床の大理石に宿っているらしい
和尚が毎日講話をしたというブッダグローブという広場も白い大理石敷きだ
とても熱いエネルギーを感じる
そこでダンスがあったり太極拳があったり 絵を書いたりする
その解放感は表現する言葉もないほどだ

その日は買い物と 日常に欠かせないことを教えてもらったりした
換金の場所や お茶を飲むところ そしてブックストア
そしてOSHOが眠っているサマディー(霊廟)
セイフティーデポジットというものがあって そこにパスポートや旅券、お金などを預ける
そこにも日本人の女性サニヤシンが働いていた
心細いところで日本人がいてくれると本当にほっとする
先ほどのローブを買ったミーラハウスにも日本人女性が
そしてバウチャー(お金の代わりになるもの)を売っているところにも日本人女性
以前と比べたら少なくなったというが 日本人はまだまだ多いらしい
ただ 日本人と思って話しかけたら
台湾人だったり韓国人だったり中国人だったりするのは要注意
逆に私は何回か「アニハセオ」と声をかけられた

その夜はガイドに外のインドレストランに連れていってもらった
外のレストランの方が安くて美味しいというのが彼の弁だ
まず「リキシャ」という簡易タクシーに乗る
これは街を移動するときの足となるものだ
ご存知のとおりインドの商売人はふっかけるのが普通
リキシャの運転手も例外でなくガイドが「xxルピー!!」といって交渉してくれる
初めてではなかなか難しい(でも1週間くらいで 平気で交渉できるようになるから不思議)
そして リキシャに乗りこみはじめてのプーナ下界に…

そこはまさに砂埃と排気ガスと危険さが同時に存在するカオス
私の少しリゾートでほっとした気持ちが吹っ飛び
何度 リキシャから振り落とされるかと思った
ここで落ちたら 間違いなく車に轢かれる
信号はないし何車線かわからないほど車が入り乱れる
行き先を言ってあっても 別の道をいってしまう運転手もいる
「NO、NO、NO!!」と道のチェックもしないといけない
気が抜けないのだ

やっとこ着いたインドレストランはよおく見なければこぎれいなレストラン
ちょっと外の埃っぽい空気が気になったが 屋外の席につく
オーダーはガイドにおまかせして南インドの名物「マサラドーサ」を中心とした
もちろんインドカレーを堪能した
マサラドーサはぱりぱりのクレープみたいな皮の中にじゃがいものカレーが入っているもの
美味~そしてカレーはほうれん草のカレー、ダルに、ミックスベジタブルだ
飲み物はフレッシュライムソーダ。ライムが搾ってあるコップに 炭酸ソーダが注がれる
いずれもものすごく美味しかった
カレーは全然辛くない。日本のインドカレーの方が よっぽど辛い
(全てベジタリアンカレーだったからかもしれないけど)

外食での注意は簡単だ
水は飲まない・生野菜は食べない・果物はたべない だ
そして 締めはチャイで!
私は牛乳が苦手なので「ブラックティー」(ストレートティーのこと)を頂いた
インドのチャイは水牛の乳を使っているものが多くて
これはすごく美味しいらしい
お腹いっぱい食べて もったいないけど残ってしまって
それでも 一人80ルピー(1ルピー3円)ウソみたいな値段だ

トイレには行かなかったし(トイレはものすごく汚いらしい)
じっとこっちを見ているインド人のことも気にしなければ 雰囲気はそこそこ
カレーとナンの味は何度もいうように抜群だ

でも時差ぼけで本当に疲れていて最後にはぐったり
帰り道のリキシャの暴走も気力が残っていなかったらしく
もうどうでもよかった(もう慣れたのか?)

そして帰宅 リゾートはライトアップされていてとても幻想的だ

明日はどうしよう 朝6時からダイナミック瞑想をやっているけど
(オーディトリアムでは朝6時から夜9:30までいろいろな瞑想が行われている)
まあ 起きれたらねーと思いながら
リゾートの夜は更けていくのである


つづく

3年前に行ったインドでは、生野菜もフルーツも、水も飲めるようになっているので、これから行く方はどうぞご安心ください。

でも街角の喧騒ぶりは変わらず、というより、それ以上に忙しくなっている感じがしました。

瞑想の国インドは、今はもう瞑想が必要な国にもなっています。

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