精神、感情、霊的な成長、古代の叡智をお伝えしている時に、よく見聞きするのは、
こういったことを勉強したい、ハートの声に沿った生き方をしたいと思っても、
それがお給料や就職、経済的豊かさに直接繋がらない気がするので、
どうしようか迷っている、こんなことをしていていいのかと思うこともある、
というようなお話です。
特に、不景気と言われていたり、社会不安があるとそう思われる人も
多くなってくるかもしれません。
気持ちはとてもよくわかります。
私も企業で長く働いていましたし、これらの世界について様々な講座や学校で学び、
高価な専門書を購入して、たくさん読んできました。
数えたことはありませんが、結構な額になると思います! 笑
ただ、その出費について、今でも全く後悔はありません。
もちろん、周囲の人に色々と言われたことはありますが。
そんな迷いの時、私はこの秘教の中にある事柄を思い出したいと思います。
それは、イエス・キリストが荒野で悪魔から受けた誘惑についてです。
一見、私達と、イエス・キリストとはかけ離れているように感じるかもしれませんが、
イエスの生涯の物語は、私たちの霊的成長のプロセスを表しているのです。
四十日間、昼も夜も断食した後に、空腹を覚えられた。
マタイによる福音書 第四章2-4節
すると、誘惑者が来て、イエスに言った。
「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」
イエスはお答えになった。
「『人はパンだけで生きるものではない。
神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある」
キリストが受けた悪魔からの誘惑は、3つあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/荒野の誘惑
それらは、全て神の子らが解放の間際に直面する三重の試練である
ベツレヘムからカルバリーへ アリス・ベイリー著
この「経済と学び・自己探求・自己表現について」の課題は、
私たちが悪魔から解放される間際に「試練として」起こる、と書かれているのです。
だから、まずこういったことで悩んでいる方は、目覚めの道において
そこまで来ているということで、祝うべき素晴らしいことなのです。
まずは、そんな自分自身を認めてあげてください。
これらの誘惑は、私たちの目覚めのプロセスの1つでもあるのです。
しかし、私たちはパンだけで生きているのではなく、(神の口から出て)
ベツレヘムからカルバリーへ アリス・ベイリー著
低位我に流れ入り、その生命になる霊的な生命で生きているのである。
これは、理解に到るために最初に必要不可欠なものである。
この魂の生命が、そしてこの内的な接触が重視されるべきである…(中略)
私たちが魂として生きる時、そして受け取ることができるもののためでなく、神性の感覚を発達させてきたがために、私たちの内的な生活が神へと
方向づけられた時、聖なる生命のフォースは私たちに流れ込み、
必要なものを生み出すであろう。
だからと言って必ずしも、病気に全くかからなくなったり、経済的に豊かに
なったりするわけではない。しかし、これによって、低位性質は軽減され、
自分のことを忘れる傾向が生まれ、他の人々を第一に考える無私の精神や、人々を教え助けようとする知恵が身につき、憎悪や疑いから解放されて、
私たちが関係する人々の生活をより楽しいものにし、親切な心や包容力が
養われ、分離した自我のために時間を使わなくなるであろう
もちろん経済的なことは無視すべきではありませんが、
魂の声、ハートの声を優先する生き方を私はお勧めしたいと思います。
なぜならば、普通に考えても、ハートに沿った生き方は生きがいに繋がり、
生きがいは免疫力を上げて身体にも良く、また日々を自分を肯定して
生きるエネルギーになるので、私たちの良質な人生を創っていくからです。
もちろん、これを書いている私も、地に生きる者として例外ではありません。
肝に銘じて、目覚めの道を歩んでいきたいと思います (^^)
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