人間は天と地の中間点に立っている。
足は物質的な生活の泥の中に深く沈み、頭は天にある。
大多数の人々の場合、その眼は閉じており、天のヴィジョンの美しさを見ていない。
また、開いていたとしても、自分の足を覆っている泥とぬめりを見つめている。
しかし、開いた眼を一瞬でも上げ、リアリティーと霊的価値の世界を見るならば、
熱誠家の引き裂かれた狂気じみた生活が始まる。
トランスヒマラヤ密教入門第1巻P.54(アリス・ベイリー著)より
ほとんどの私達は、こんな状態なのだと思います。
目を閉じているか、もしくは開いていたとしても、泥の中にある
自分の足を見つめている。
毎日の生活や物質的なこと、ドロドロとしたこの世のことだけを見ている。
そんな時に、上を見ることを思い出すこと。
天のヴィジョンを見るために頭を上に向けること。
シンプルに言うと、自分の足を捉えている泥やぬめりから解放されるには
自分の理想を思い出して、それを日々の指針とすることだ
というのが、私の洞察です。
天やシャンバラにいるマスター達、神様達が、喜ぶようなこと、私達に望んでいるようなことをやりましょう!という方がわかりやすいでしょうか。
そんな生き方が「引き裂かれた狂気じみた生活」とは、穏やかではありませんが 笑
いつもヴィジョンを理想を生きようとする人は、泥やぬめりをただ見ている人から見ると
狂気じみているかもしれません。
例えば、利益よリも環境を優先したり、効率よりも人への愛や優しさを尊重したり。
現実と理想に引き裂かれる思いもあるかもしれません。
ただ、足を泥の中に沈ませながらも、上を向いて行く生き方が、
これからの時代の生き方であり、
地上に天国をもたらすことだと私は思うのです。
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