3日目はあいにくの雨でしたので、車で移動できるめがねミュージアムに行ってきました。
良質の日本製めがねの産地として名高い鯖江市にあります。
幼い頃より視力2.0を誇る私だったのですが、10年ほど前からめがねのお世話になっています。ただ、今も安いリーディンググラスで済んでいる程度なので、いつかは鯖江のめがね!と思っていました。
めがねミュージアムでは、どのようにめがねが作られてきたのかの歴史や工程が展示されています。先人たちがどれほどめがね作りに苦労され創意工夫されてきたのかを見て、驚きました。
現代では100円ショップで、めがねが手に入る時代ですものね。
体験工房や直営ショップもあり品質も素晴らしかったのですが、今回は手が出ませんでしたので、鯖江のメガネにはまたリベンジしたいと思います。
福井にはたくさんのパワースポットがあり、天気など状況が許せば他にもロケハンしたいところはあったのですが、今回はお預けになったので、それらもまたこれからの楽しみなリベンジ対象になりました。
早めに予定を終了したので、そのまま途中下車予定の富山で時間を潰そうかなと思っていたところ、なんと金沢で美穂さんおすすめのところがあるとのこと!喜んで、金沢にも途中下車しました。
金沢は人でごった返していて、休日の竹下通り?浅草?と思うほどの人混みに本当に驚きました。駅の構内もバスも、兼六園界隈も海外の人々で溢れかえっています。今日って平日、なのだけど?!
ほっこりできた福井は、旅人にとって羽を休められるところではあるのですが、福井の観光に携わる人々はこの金沢のように人が来てほしいのかな・・と思いました。お隣の県ですものね・・・でも、旅する私たちはゆっくりできる方がありがたい・・・中々複雑です。
金沢では、美穂さんおすすめの「鈴木大拙館」に初めて行きました。
今まで金沢には5-6回以上訪れているのですが、不覚にも行ったことがありませんでした。
鈴木大拙氏については、私も以前陶芸を学んでいた時に指導してくれた方から話を伺ったことがあり、芸術家にも大きな影響を与えている仏教哲学者です。
鈴木大拙館における展示は、単にものを鑑賞する場とせず、来館者が自由かつ自然な心で鈴木大拙と出会うことにより、そこから得た感動や心の変化を、自らの思索に繋げていくことを基本方針としています。
鈴木大拙館ホームページより
その通り、思索に、静寂に入っていくことができるスペースで瞑想空間とも言える素晴らしいところでした。
静寂の中ある雨の音と波紋も、美しい。
外国人の方も多くいらっしゃったのですが、静寂の中で日本の美、禅、心を感じ楽しんでいる方が多く、ごった返している観光地ではないところに辿り着いた方々は素晴らしいなと思いました。昨日の養浩館庭園といい、美穂さんにご案内していただくところは、落ち着ける素晴らしいスポットばかりでありがたかったです。感謝!
金沢で美味しい麩饅頭も購入し、名残惜しくも美穂さんとお別れ。
そして富山でも途中下車。コズミック・ロータス®️を一緒に主宰しているたまちゃんにも会うことができました♡ 1時間以上ぶっ通しでおしゃべりしても、時間が足りませんでした。
旅先でお会いする方々にも恵まれた今回の旅。おかげさまで、無事楽しんで帰ってくることができました。
大変なこともあるけれど、このように楽しめる幸せがあることを知った2泊3日の旅でした。